本日(2015年7月10日)、エコヴィレッジ取材の第一人者でもある構成作家・谷崎テトラ氏とひさびさにお茶をした。場所はもちろんエマラウンジである。
雑談の中で、遅ればせながら、麻栽培で町おこしを行っている鳥取県智頭町のことを知る。1年前にけっこう話題になったようだが、これぞ地方創生というケースでテンションが上がった(谷崎氏による智頭町の記事はこちら)。念のためお伝えしておくと、智頭町で栽培されている麻は、アレな成分は入っていない品種だ。
安倍昭恵首相夫人が「麻は医療用途にも使える」と発信
なんと先日、1年間の調整の末、智頭町長や鳥取県知事も交えて、安倍昭恵首相夫人(パーティで一度お会いしたことがあり、フランクな方で驚いた)の麻畑訪問も実現したとのこと。
当日は海外テレビ局の取材も入り、昭恵首相夫人が自ら「麻は医療用途にも使える」と発信したらしい。Facebookに写真がアップされているが、昭恵首相夫人が仲間とともに麻に囲まれているカットはインパクト大である。
麻のハーブティは絶品らしい
アレな成分が入っていないとはいえ、麻を畑の外に持ち出すことはできない。ただ、畑の中で利用するのはOKなようで、皆で麻のハーブティを楽しむ写真も見せてもらった(無肥料無農薬で栽培されている)。味は絶品らしい。その他、そのまま食べてもおいしいし、野菜と一緒に炒めてもおいしいとのこと。
智頭町の麻畑は新規雇用を生み出すためのベンチャー事業であり、すでに油や炭は「ちづ麻の油」「智頭麻の炭」として商品化されている。繊維を含めた商品化もこれから進められるそうで、今後の動きに期待したい。