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インタビューを記事にする時、必ず発生するのが音声を一度全てテキストに起こす作業である。どうがんばっても録音時間の倍はかかるため、なかなか負荷が大きい。

勝負は音声を起こしてから始まるので、ライターにとっては悩ましい作業である。

1時間の音声で1万8000円〜意外に高い文字起こしの料金

音声起こし(テープ起こし)業者はもちろんたくさんあるのだが、料金を見るとバイト雇ったほうが圧倒的に安いレベルだ。ぐぐって出てきたこの業者だと、1時間以内の録音データを文字起こしする料金が、納期4営業日で1万8000円である。

これを払うならインタビュー相手にギャラを多く払ったほうがいいわけで、ライターは音声起こしを省力化してくれるソフトに敏感なのだが……mac用に関しては、フリーソフトの「interview」がベストという結論に至った。もう1年半近く愛用している。

長靴編集所制作の「interview」は、シンプルな操作性が特長。音声ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると、command+1で再生&停止、command+2を押しっぱなしで1秒ずつ巻き戻し(これが便利)ができる。再生スピードも調整可能だ。

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オススメは速記+「interview」で補完

「interview」のウインドウ内にテキストを起こしていく領域があるのだが、私は正直、(たぶんメインである)その機能は使っていない。インタビュー時にPCで極力「Word」に内容を速記し、間に合わなかった部分を「interview」で補完している。

※テキストは全て「Word」で処理。デフォルトだと不要なことをオートで処理してくるので「Word」は大嫌いなソフトだが、シェア的にやむを得ず使っている。

このやり方だと、明らかに使わない箇所を飛ばせるのでかなりの時間短縮が可能だ。特殊な方法な気もするが(インタビュー時はほぼ画面を見ないで、誤字を覚悟で文字を打ち込んでいる)、同業者にはオススメかも。

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