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編集を担当した、菅野のなさんのレシピ本『子どもと食べたい常備菜入門』(タツミムック)が発売となった。

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菅野さんは自身が運営するオーガニック料理教室で同名の通信講座(3ヵ月コース、1万2000円)を開設しており、同コースはこれまで500名以上が受講。

本書は、講座の内容を厳選して収録したもので、その面でもコストパフォーマンスの高いものとなっている(講座のように著者とコミュニケーションがとれるわけではないが)。

菅野のな(すがの・のな)

オーガニック料理教室「ワクワクワーク」代表。1979年生まれ。モンテッソーリ教育系幼稚園出身。ミュージシャンで自由人の父と、病院勤務の管理栄養士で東洋医学を実践する母により、有機農家支援、家庭菜園や自然療法を身近に感じて育つ。神奈川県立横浜緑ヶ丘高校、東京造形大学デザイン学科卒業後、ITベンチャー企業に入社するも、連日のハードワークで体調を崩し、食と健康の大切さを再認識。2007年、母とともに「ワクワクワーク」を設立。スタッフは8名に増え、これまで延べ1,200名以上が教室に参加している。教室運営の傍ら、「朝日新聞デジタル」でのおやつレシピ連載、「大地宅配」協賛セミナー開催、「Oisix」へのレシピ提供、「湘南ゼミナール」サイトでのコラム執筆、料理教室講師の育成、オーガニック商品の開発支援など、食とオーガニックを軸に多岐にわたり活動。自身も2児のママとして子育てと仕事の両立に奮闘中。著書に『子どもと食べたい時短おやつ』(辰巳出版)。

表紙に保存容器が並んでいない理由

本書が大量に発売されている常備菜本と違うところは、アレンジに主軸を置いているところである。基本となる13の常備菜は、拍子抜けするくらいに簡単なものばかり。

基本常備菜をそのまま食べてもおいしいのだが、これを好きなようにアレンジしていくのが、著者が推薦する常備菜活用術だ。

アレンジ後のレシピのほうが数が多いので、カバーはよくある保存容器を並べたものとは一線を画すものとなった(ちなみに大扉は、常備菜本っぽくなっている)。この点は、編集者としてはけっこうな賭けである。

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▲例えばこちらの基本常備菜「なすの塩炒め」が……

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▲「ガーリックパン粉焼き」に!

前著『子どもと食べたい時短おやつ』(タツミムック)と同様、小さなお子さんにアレルギーの多い卵・乳製品は不使用。レシピは管理栄養士監修で、子どもの成長に欠かせない微量栄養素等も自然と摂取できるように、工夫がなされている。

アレンジによって常備菜の弱点を克服

常備菜の弱点と言われてきた「食べ飽きる」「塩分が強い」をクリアしていることと、圧倒的に食事の準備が楽になることが、本書のレシピが多くのママたちから支持されている理由だろう。

基本常備菜を3品キープできるようになったら世界が一変したというママの声もあるほどだ。

とはいえ、本書にも書かれているように、普段あまり料理をしない人は、1品から始めると良いと思う。

基本常備菜は本当にすぐできるので、「凝ったものを手づくりしなければ」とがんばりすぎているママが肩の荷をおろすきっかけになれば、編集者としても嬉しい。

肥満防止にも役立つ常備菜

私自身も日頃から常備菜の世話になっているが、ここしばらくは常に2〜3品が冷蔵庫に入っている。ストックしている缶詰のオイルサーディン(DHA・EPAも摂取できて優秀。塩分も0.7gくらい)も常備菜とみなせば3〜4品だ。

おかげで締め切り前でも外食に頼ることがなくなり、無駄に太ることもなくなった。

本書の個人的なイチオシレシピは、「れんこんのアンチョビ炒め」(基本常備菜「れんこんの塩炒め」のアレンジレシピ)。パスタと絡めると絶品なので、ぜひ試してみてほしい。

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▲「れんこんのアンチョビ炒め」

写真=安岡花野子

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