日本最大の直営書店チェーンである文教堂グループホールディングスが、昨日、2015年8月期の連結最終損益の業績修正を発表。3000万円の黒字から5億5300万円の赤字に下方修正された。
3期連続の大幅赤字に
この赤字により、前期純資産の42.6%を毀損することになる。ちなみに、2014年8月期は8億3100万円、2013年8月期は2億8900万円の赤字。
▲引用:大日本印刷発表のIRレポート(PDF)。
親会社が大日本印刷なので経営は安泰ではあるが(IRレポートの「影響は軽微」という文字が頼もしい)、出版業界全体の売上は500〜800億円レベルで毎年減少しており、今後も厳しい状況が予想される。
新業態へのシフトを模索中とのことで(アニメやマンガに特化した専門店「アニメガ」を積極出店している)、今後の展開を見守りたい。