2万4000人を動員した東京セレソンデラックスの戯曲が原作。映画『くちづけ』(堤幸彦監督作品、2013年5月公開)が、5月31日までGYAO!で無料公開されている。
プロデューサーの青木英美氏には日本放送作家協会のイベントで一度お会いしたことがあり、ずっと気になっていた作品なのだが、観るのがずいぶん遅くなってしまった。ストーリーは下記を参照。
知的障害者たちの自立支援のためのグループホーム<ひまわり荘>。いっぽん(竹中直人)は娘・マコ(貫地谷しほり)を連れてひまわり荘に身を寄せる。
みんなで力を合わせて暮らすひまわり荘での毎日は幸せな日々。そんな中で、ひまわり荘の経営が難しくなったり、うーやん(宅間孝行)のことで妹が婚約を破棄されたりと厳しい運命が彼らを待ち受ける。そして、いっぽんにも病気が見つかってしまう…。
こんなに冷たい社会の中でマコをひとりにできないと、苦しむ父が選んだ決断とは…?
引用:Amazon『くちづけ』紹介文より。
「娘をホームレスにも犯罪者にもしたくない」という理由で父(漫画家・愛情いっぽん)が選んだ決断は全く救いがないのだが、知的障害者を取り巻くリアルな環境・データ(ホームレスや犯罪者のデータも根拠として示される)も含め、考えさせられてしまった。
キャストは下記を参照。助演では橋本愛氏の演技が光っている。
キャスト
貫地谷しほり/竹中直人/宅間孝行
田畑智子/橋本愛/岡本麗/嶋田久作/麻生祐未/平田満引用:Amazon『くちづけ』紹介文より。
Wi-Fi環境であればスマホでも快適に観られるので、気になる方はこの機会にチェックしてみては。