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ブログを更新しアクセス解析を日々チェックしていると、記事には2種類あることに気づく。読み捨てられる記事(投稿時のみアクセスがある記事)と、読み捨てられない記事(投稿後1カ月経ってもアクセスがある記事)である。

ざっくり分けると、前者は検索流入がない記事で、後者は検索流入が多い記事のことを指す。では、検索流入が多い記事とはどのような内容なのだろうか。

検索流入を地道に増やすコツ

結論から言うと、多くの人が困って検索するような内容を解決する、実体験に基づく記事は、安定した検索流入を得られる可能性が高い。

例えば、(ブログ記事ではないが)私がNAVERまとめで作成した「渋谷で打ち合わせできるカフェ&バー」という記事は、初日に1万PVを達成。その後も月約3000〜4000PVが検索流入を中心に発生しており、累計で7万PVを突破している。1年半経ってもPVは落ちていない。

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このまとめを作成した動機は以下の通りで、まさに悩みを解決するというコンセプトだった。

渋谷駅前にはたくさんカフェがありますが、静かなところが少なく、打ち合わせをするときに困っている人も多いはず。私もそのひとりだったので、ここ数年で開拓した打ち合わせスポットを紹介します。

引用:「渋谷で打ち合わせできるカフェ&バー」

以前手伝っていたニュースサイトも、ほとんどの記事が読み捨てられる中で、「LINEのメッセージを既読にしないで全部読む方法」的な記事が、毎日高アクセスを記録していた。

中長期的に検索流入がある記事をコツコツ増やしていけば、毎日更新しなくても、PVは高値安定することになる。 特に、お店やスポット情報をまとめた記事(いくつかおすすめの場所を実体験をベースに紹介する)は鉄板な気がする。

その際には、きちんとキーワードをタイトルに入れ込むのも忘れずに(上記のNAVERまとめの記事だと、「渋谷」「打ち合わせ」「カフェ」「バー」)。

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検索のランディングページを追跡

もちろん、お店やスポット情報以外にも、検索流入が増えるパターンはたくさんあるだろう。その手がかりに気づくためには、日々アクセス解析をチェックすることが大切だ。

使っているアクセス解析ツールがGoogle Analyticsなら、「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」とクリックして行って、出てきたリストから「Organic Search」をクリック。

次に、リスト上部の「ランディングページ」をクリックし、さらにリスト内の各ページのURLをクリックすると、検索流入でそのページにどれくらいのペースでアクセスがあるかを確認できる。

アクセス解析で思い込みを排除

調査してみると、SNSでシェアはあまりされない格闘技関連の記事が(弊社は格闘技関連の本もよくつくっている)、実は検索流入では優秀なことなど、思い込みを壊される機会も少なくない。

ブログのアクセスが伸び悩んでいる方は、解析をヒントに、力を入れていく記事の方向性を見直すのも手ではないだろうか。

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