忙しくて自炊なんてやってられないという人は多いと思うが、年齢を重ねて基礎代謝が減少してくると、コンディション維持における自炊の重要性を実感することになる(私は外食ばかりしていたら、一時期75kgにまで成長した)。
自炊をなるべく増やすためには、多忙なときでも負担が少ない、時短レシピが役立つ。私がヘビーに活用しているのが、某飲食店のシェフに教わったサバ缶カレーである。
材料も最低限で、スーパーで売っている100円のサバの水煮缶と、カルディでインディアンカレーのカレー粉をストックしておけばOK。
5分でできるサバ缶カレー
材料(2人分)
サバの水煮缶……1缶
にんにく……1片(省くことも可能)
オリーブオイル……おおさじ1
カレー粉……おおさじ1
水……70cc
胡椒……適量
作り方
1. 鍋でオリーブオリーブオイルを熱し、きざんだにんにくを炒める。
2. 鍋にサバ缶を汁ごと投入。箸でサバをくずし、水70ccとカレー粉を加える。
3. 少し煮立てたら胡椒をふって出来上がり。
レシピはもっともシンプルなパターンだが、サバがトロトロでごはんがすすむ。刻んだキャベツや玉ねぎを入れてもおいしい。バジルをふると、イタリアンカレー風にもなる。
栄養面でも優秀で、サバ缶は不足しがちな油脂であるDHAとEPA(オメガ3系脂肪酸)が豊富に含まれている。また、胡椒、オリーブオイルとともに摂取することで、ターメリックの持つがん予防効果、抗炎症効果も最大限に発揮される(NHK出版『がんに効く生活』より)。
ルーでつくるカレーと違って脂ぎっていないので、食器や鍋を洗うのが楽なのもポイントかも。カレー好きはぜひお試しを。