スポーツジムの経営は休眠会員で成り立っていると揶揄されることがあるが、たいして使っていないものに(解約が面倒で)固定費を払い続けているケースはけっこうある。
私も例外ではなく、この半年で固定費のかかる契約をいくつか見直した。まだ全て終わっていないものの、スッキリした上にコストカットにもなり満足している。
固定電話はひかり電話で半額に
ひとつ目が、固定電話。スマホとメールで仕事が成り立ってしまうため、ほぼ番号を維持しているだけになっていた(主に営業電話しかかかってこない)。さすがに法人なので解約はできないが、ひかり電話に切り替えたところ月2000円の固定費が1000円に。
電話番号はそのままでFAXも問題なく使えるため、同じスペックでコストが安くなっただけである。工事も事務所に来ないですぐ完了。早くやっておけば良かった。
ケータイ2台持ちを1台に集約
ふたつ目が、ケータイ。通話用のガラケーとネット用のスマホの2台持ちで契約していたのだが、FacebookやLINE等での通話が増え、ガラケーの使用頻度が激減。使わなすぎて事務所に忘れることも多かったので、思い切って解約した。荷物が減るのに加えて、コストカットが月1300円ほど。
スマホも2年縛りが終わる3月に格安SIMに替える予定。平均の通信料がだいたい月3GBなので、月1600円+通話料で済みそうだ(今の契約はdocomoの7GBで月3000円+通話料)。LTEの速度は遅くなるだろうが、調査した限りでは耐えられないほどではないだろう。
映像・音楽・ストレージはAmazonプライムに集約
みっつ目が、ネットサービス関連。Huluを解約し(快適だったが次第に観なくなってしまった)、もともと会員だったAmazonプライムのサービスに頼ることに。コストカットは月700円ほど。
映画や海外ドラマもそこそこの量があるし、無制限のプライムフォトが始まったおかげで、限界が近かったDropboxの容量問題も解決した。
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工事料金や違約金等で7700円かかったものの、格安SIMに変更が終われば月4400円程度が浮く計算である。微々たる額だが、10年放置していたら50万円になり、けっこう馬鹿にならない。払い続けている固定費がある方は、一度リストを見直してみてはいかがだろうか。