スポンサーリンク

6年ぶりにレシピ本を制作中なこともあり、自然と他のレシピ本の売れ行きに意識が向いてしまう。ダイエット本と同じくやり尽くされているカテゴリーだが、ライバルに埋もれず微妙な差別化に成功すれば、ヒットしやすいジャンルでもある(ヒットするしないの格差が大きいカテゴリーとも言える)。

ちょっと前の本だと、『終電ごはん』(幻冬舎)は技ありの差別化だった。

あえて薬膳と言わない差別化

そんななか、先日知人から教えてもらったヒット本が、大友育美氏の 『おくすり味噌汁114』(ワニブックス)だ。薬膳系のレシピ本はかなり出ているが、薬膳という言葉を捨てて、微妙な差別化に成功したと思われる。

61qX03WBMpL

ヒットが生まれると即座に動くのが、近年の出版業界。早くも第2弾の『おくすり常備菜130』(ワニブックス)が発売されたが、こちらもヒットするのだろうか。

味噌汁をすすりつつ、動向を見守りたい。

スポンサーリンク