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漫☆画太郎先生の2週間の個展で9,000冊の本が売れたという話を聞いて以来、出版と展覧会の組み合わせは鉄板だと思っていた(根拠が画太郎先生なので、特殊例なんじゃないかという気がしなくもないが)。

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思っていただけで特に何もしていなかったのだが(なにしろ展覧会をやったことがない)、そんな会社が設立されたらしい。小学館の編集長だった江上英樹氏と、朝日新聞社の展覧会プロデューサーだった草刈大介氏が独立して立ち上げた、「ブルーシープ」という会社だ。

江上英樹(えがみ・ひでき)
編集者。小学館で『ビッグコミックスピリッツ』編集部に在籍した後、『月刊IKKI』編集長。主な担当作品に『伝染るんです。』『クマのプー太郎』『サルでも描けるまんが教室』『いまどきのこども』『東京大学物語』『月下の棋士』『Sunny』などがある。『鉄子の旅』のテツ編集長、『ストラト!』劇中バンド“ストラト★ダンサーズ”のリードギタリストとしても(ごく一部に)知られる。2014年秋、小学館を退社、2015年春、草刈と共に「ブルーシープ」を設立。

草刈大介(くさかり・だいすけ)
プロデューサー。朝日新聞社で展覧会事業を担当。「ミッフィー展」「エリック・カール展」などの絵本展、「スヌーピー展」「加藤久仁生展」「機動戦士ガンダム展」などの漫画やアニメーション関係、「ブルーノ・ムナーリ展」「アーツ&クラフツ展」などのデザイン関係、そのほか「マウリッツハイス美術館展」などの絵画展を担当。2015年春、朝日新聞社を退社、江上と共に「ブルーシープ」を設立。

引用:下北沢B&B

すでにミッフィー展との組み合わせで、『ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年』(ブルーシープ)も刊行されている。著者は朝日新聞社の記者・森本俊司氏。

6月24日(水)に、下北沢B&Bにて、ふたりによるトークショーが開かれることを知り、チケットを購入した。もちろん、ふたりは出版と展覧会が相性がいいというだけで独立したわけではないそうで、そのあたりの話を聞くのを楽しみにしている。

コミック編集者と展覧会プロデューサーという二人により誕生した会社「ブルーシープ」。

一見、異色の組み合わせに見える二人ですが、出版界、漫画界、美術界を見渡すと、そこには時代の「必然」があったのです。出版と展覧会という両輪により、世界中の作家と読者にあらたな関係を生み出さんとする「青い羊」たち。

今回は、B&Bでその成り立ちから、設立後、早くも刊行された第一弾書籍『ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年』の出版、そして未来の展望までを特別にたっぷり語らせていただきます。

引用:下北沢B&B

イベント情報

江上英樹×草刈大介「僕らが青い羊(ブルーシープ)を作ったわけ~世界中の作家と読者をつなぐために」
『ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年』刊行記念

出演:江上英樹(編集者)、草刈大介(プロデューサー)
時間:20:00~22:00 (19:30開場)
場所:下北沢B&B/世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500yen+1 drink order
前売り券&席確保はこちらから

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