アニメ化もされた人気コミック・葦原大介『ワールドトリガー』(集英社)のkindle版1巻&2巻が、2015年7月27日までの期間限定で、無料公開されている。「週刊少年ジャンプ」で現在も連載中の作品だ。
特殊武器で異次元生物と戦うSFアクション
昨日までの3連休はほぼ仕事で、休日らしいことといえば漫画喫茶に5時間滞在したくらいだったのだが、いろいろ読んだ中で面白かったのが、この『ワールドトリガー』だった。あらすじは、下記。
「異次元からの侵略者『近界民』の脅威にさらされている三門市。そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。遊真の行動に振り回される修の運命は!? 最新型SFアクション始動!!」(公式のAmazon紹介文より引用)。
少年漫画らしい丁寧な解説が登場人物の多さをカバー
ジャンプらしいバトル漫画で、とにかく登場人物が多いのが特徴。登場人物の多さは、基本的には話がややこしくなる原因だが、大規模戦(44話〜)等の切迫した状況と、丁寧すぎる解説がそれをカバーしている。
画力が高く、心理戦の要素もあり、大人でも十分楽しめるので(近い作品は『魔法科高校の劣等生』だろうか。決めゼリフが『嘘喰い』っぽいのはちょっと気になったが……)、未読の方はこの機会にkindle版でチェックしてみては。