自宅のお米を100%玄米に切り替えてから、2カ月以上が経つ。体調(特に胃腸)が劇的に改善するので、まわりの人にもおすすめしているのだが、よく言われるのが「白米のほうが旨い」「玄米は水っぽくてまずい」という意見だ。
玄米には白米と違う旨さがある
確かに、炊きあがりの水っぽさは否定できない(圧力鍋ではなく、炊飯器の玄米モードで普通に炊いているせいかもしれない)。
ただ、「白米のほうが旨い」というのには異論がある。炊きあがった玄米にあるひと手間を加えると、水っぽさは消え、歯ごたえや甘みなど、白米とはまた違った旨さを実感できる。
玄米をフライパンで軽く炒めるだけ
その方法とは、オリーブオイルをひいたフライパンで、玄米を軽く炒めるだけである。単純な方法なのだが、水分が飛び、玄米の外側がパリッとして、その特徴が強調される(冷ご飯の温め直しもこの方法でOK)。これまで味が原因で敬遠してきた人には、ぜひ試してみてもらいたい。
余談だが、玄米は腹持ちが異常に良いため、1カ月あたりの消費量が、白米の半分になった(3食自炊で1日2合消費していたのが、1合になった)。
結果、太ることもなくなるので、無理のないダイエット法としても玄米食はおすすめである。