プライム・ビデオ、ミュージック、フォトと、プライム会員(年会費3900円)向けのサービスを拡充中のAmazon。会員数は全世界で6400万人、日本で200万人以上と言われており、最近会員になった方も多いのではないだろうか。
これら3つのサービスだけでも月額300円強と考えると十分すぎるわけだが、Kindle端末を持っているとオーナーライブラリーのサービス対象となり、メリットを最大限に享受できる。
Kindleオーナー ライブラリーとは
Kindleオーナー ライブラリーは、数多くの対象タイトルの中から、お好きな本を1か月に1冊、無料で読むことができるサービスです。Kindle端末またはFireタブレットをお持ちで、かつ、 Amazonプライム(無料体験を含む)、Amazon Student、またはAmazonファミリーのいずれかにご登録のお客様であれば、Kindleオーナー ライブラリーを利用できます。
私は日本版「Kindle Paperwhite」の初期型を持っているものの、このサービスに気づいたのは不覚にも最近だった。以後、売れている新刊が対象になることも多いので、企画の情報収集に毎月活用させてもらっている(無料対象を探しづらいのが難点といえば難点)。
例えば、12月はちょっと気になっていた落合陽一『魔法の世紀』(PLANETS)をオーナー ライブラリーで読んだ。Kindle版を買うと通常1250円である。今月は新たに電子化されたデイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)を再読。来月は批評誌「ゲンロン」(ゲンロン)を読む予定。
プライム会員なら端末代が4000円引きに
ちなみに、Amazonの囲い込み戦略もあり、プライム会員はKindle端末をクーポンコードで4000円引きで購入できる。
広告ありモデル(プライム会員は4980円)と広告なしモデル(同会員は6980円)があり、前者はスリープ中などにKindleのキャンペーン広告が表示される。読書中の広告表示はないとはいえ、個人的にはやはり後者がおすすめだ。
読書の習慣があるプライム会員の方は、いますぐ購入を検討しても良いのでは。