昨日(日付的には今日)は、日本の格闘技界において重要な1日だった。地上波・テレビ東京にて「ROAD TO UFC: JAPAN」が放送開始されたからである。
地上波レギュラー放送で再ブームを狙う
PRIDE、DREAM、K-1が地上波で放送されなくなり、日本では格闘技が下火になって久しい。世界最高峰のMMA団体・UFCが開催する日本大会をきっかけに、再び日本の格闘技を盛り上げようという男たちがつくったのが、この番組である。
PRIDE等の煽りVTRでも知られる佐藤大輔氏が総合演出を手がけているが、構想から1年半をかけて、やっと実現したという。予告編はこちら。
UFCとの本契約をかけたトーナメント
番組では、ベテラン、若手が入り混じった8人が、UFCとの本契約をかけてトーナメントで競い合い、9月のUFC日本大会にて決勝が行われる。
現役UFCファイターであるジョシュ・バーネット氏とロイ・ネルソン氏をコーチとして、ハードトレーニングに取り組みながら、各自が優勝を目指すドキュメンタリーだ。
実績では廣田瑞人選手が一歩リード
出場する8人は、西浦“ウィッキー”聡生選手、石原夜叉坊選手、長倉立尚選手、大尊伸光選手、上迫博仁選手、DJ.taiki選手、安藤達也選手、廣田瑞人選手。
実績では元UFCファイターである廣田選手が一歩リードしているが、個人的には、中村優作選手(少し交流がある)のチームメイト・石原選手に期待したい。
さすが佐藤氏というか、エンターテインメント番組としてもきっちり仕上がっていて面白かった。「昔は格闘技よく観てたなあ」という方は、次週以降の放送(毎週月曜日25時より放送)をチェックしてみては。