ギャラクシー賞(放送業界の名誉ある賞)のラジオ部門入賞作を聴く会の存在を、先日、Facebookのシェアで知ったのだが、面白そうである。
ラジオはエリア規制があるので、住んでいる地域以外の放送はラジコなどを使っても聴くことができない場合が多い。そのため、関係者を招き、入賞番組を聴く会が、定期的に在京キー局で開かれているとのこと。
山形放送「花は咲けども~ある農村フォークグループの40年~」&南海放送「風の男 BUZAEMON」をゲストとともに試聴
今回のイベントでは、最新の第52回ギャラクシー賞ラジオ部門の、大賞作品と優秀賞作品を試聴できる。大賞は、山形放送の「花は咲けども~ある農村フォークグループの40年~」。東北と中央の理不尽な関係を歌う“おやじ4人組”アマチュアフォークグループ「影法師」に密着した、地方創生がテーマのドキュメンタリー。ゲストは、伊藤和幸氏(山形放送 報道制作局制作部次長)。
優秀賞は、南海放送の「風の男 BUZAEMON」。「武左衛門一揆」という200年以上前の事件を題材とした、ヒップホップ歴史ミュージカル。ゲストは、小倉健嗣氏(南海放送 メディア放送センター部長プロデューサー)。
イベント終了後は懇親会も
正直、ラジオでドキュメンタリーや独自のミュージカルが放送されていることに、少し驚いた。ラジオドラマなどを聴く機会があったが、これらのジャンルはあまり聴いたことがなかったからだ(制作予算もかかりそうである)。
地方からゲストが上京してくるにもかかわらず、参加費は1,500円と安価。終了後は懇親会もあり、ゲストの方たちとの交流もできるようだ。開催は7月26日。気になる方は、チェックしてみては。
イベント情報
ラジオ部門<ギャラクシー賞入賞作品を聴いて、語り合う会Vol.19>
日時:2015年7月26日(日)13時~17時(開場:12時30分 )
会場:赤坂 TBSセミナー室(TBS放送センター11階)
※東京メトロ「赤坂駅」3b出口直通
参加費:1,500円(学生 1,000円)当日精算、自費にて懇親会あり
申込方法:「聴く会参加希望」というタイトルで、本文に名前、所属、連絡先を明記の上、info@houkon.jp にメール送付
締め切り:7月21日(火)
※定員になり次第終了
主催:放送批評懇談会