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人工知能が人類を超越するという議論が活発になされるようになったが、IBMの人工知能「Watson」が考案したレシピをまとめた書籍『Cognitive Cooking with Chef Watson』が、アメリカで本日発売になる。
Chef Watsonが得意にしているのは、独特の組み合わせを考え出すことだ。Watsonはコンピュータなので、「こんな味を組み合わせても上手くいくはずがない」「シーザーサラダでトルコ料理と韓国料理を組み合わせるなんてばかげている」といった条件反射的な心理的障壁がない。Watsonはデータとあらゆる可能性を扱うが、その結果、風変わりな人間のシェフでも思いつかない独創的なものが生まれることもある。
インド風ターメリックパエリアなど、世界の料理をロジカルに組み合わせたレシピが多い模様。現状は洋書のみで、英語がいける方は、読んで料理してみても面白いのではないだろうか。
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