毎年恒例、地獄のGW進行に踊らされながら、電車移動中に読んだ本をメモ。今回も既刊本ばかり。
(1)
伊藤洋志『ナリワイをつくる』(東京書籍)
自分の興味をシンプルに仕事化し、それを複数ポートフォリオ(例えば、月3万円の仕事を10本等)にすることで、軽やかに生きるというコンセプトを提示した本。ただ、具体的にどう仕事化するのかは、ほぼ書かれていない。仕事化のプロセスを知りたい方は、山口揚平『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』(アスキー・メディアワークス)という、超実用的な良書があるので、そちらがおすすめ。
(2)
石井光太『物乞う仏陀』(文春文庫)
誘拐組織等、アジアの闇の部分に入り込んだノンフィクション。かなりハードな内容だが、石井氏のインタビューが掲載されている、前田隆弘『何歳まで生きますか?』(パルコ)を読むと、”美しいから見に行っている”というスタンスのようだ。内容とは全く関係ないが、ビジュアルが百田尚樹氏にそっくりでビビった。
(3)
藤尾秀昭『小さな経営論』(致知出版社)
いま制作中の本の著者が愛読しているとのことで購入。致知出版社の社長が取材を通じて得た”人生を経営するヒント”を公開するものだが、素直に襟を正したくなる一冊。ぐっときたのは「自分一人の時間で何をするかで人生が決まる」という言葉。ろくなことをしてないので、ぐうの音も出なかった。
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以上。読んだけど微妙だったものは割愛している。