サイトやブログ運営を始めると、検索流入の関係で書いたページや記事がgoogleにインデックスされるかが重要になってくる。各種の報告を見ると、googleのウェブマスターツールに登録し、アップ or 投稿後すぐに「Fetch as Google」でページや記事のインデックス(google検索に引っかかる状態)化を習慣にすべきなようだ。
ウェブマスターツールに登録すると、所有権を証明できたサイトのURLを1カ月に500件までgoogleに送信できるようになる。送信すると、体感的には数秒でインデックス化してくれる。
インデックス化が遅れると重複ペナルティを受けることも
googleの自動クロールに任せておいて、手動でそこまでする必要はないと思っていたのだが、そうでもなかった。話題になったページや記事ほど、オリジナルにもかかわらず、重複コンテンツとしてgoogleからペナルティを受けることがあるらしい。
例えば、書いた記事がバズり、はてなブックマークなどで人気を集めると、そこに記事の一部も転載される。そして、はてなブックマークのページのほうが早くインデックス化されると、オリジナルの記事がコピペとみなされ、検索結果の上位に引っかからなくなるという事態が起こりうる。実際、そういう報告が各所で見られる。
1カ月に500記事以上投稿する人なんてごくわずかだし、不当なペナルティを受けないためにも、投稿したら即「Fetch as Google」でURLを送信するクセをつけるのがよさそうだ。
上の画像を見るとだいたいわかると思うが、クロールの項目から「Fetch as Google」を選び、URLを記入して「取得」ボタンを押した後に、インデックスに送信ボタンをクリック。その後の選択肢は、「このURLのみをクロールする」にしておけばいいだろう。
タイムリーなネタが多い人は特にメリットあり
タイムリーなネタが多い場合は、すぐインデックス化してもらえるメリットは特に大きい。今朝アップした、メイウェザー vs パッキャオ戦が観られるスポーツバーの記事は、それを期待したわけではなかったが、解析を見ると270件以上の検索流入があった。
上記のスポーツバーの記事は、正午までにインデックス化されなければ、ほぼ誰の役にも立てなかった。慣れれば1分以内で終わるので、やっていない人はぜひお試しを。