部数No.1パソコン誌として知られた「週刊アスキー」の休刊が昨夜発表された。編集部からのお知らせを見ると、なぜか強気の文面だが。
週刊アスキーは「完全ネット/デジタル化」によって最強になります
元編集の方によると、休刊を機に会社を辞める人もけっこういるらしい(怒っていたので、なにか問題もあったのだろう)。
週刊アスキーはさておき、シニア雑誌が伸びていることを考えると、紙の雑誌媒体は年齢層を徐々に上げていくことが、今後生き残る近道なのだろうか。実際、広告を入れるためにターゲット層を従来より上にスライドさせたという話もよく聞く。
デジタルでは、ドコモのdマガジン(ちなみに週刊アスキー電子版も読める)、ソフトバンク系列のビューンなど、400円で70誌以上が読み放題のスマホ・タブレット向けサービスが登場している。スマホだと正直きついものの、タブレットだと読みやすい。
利用者にとってはリーズナブルな価格設定だが、収益分配がどうなっているのか、友人(ビューン勤務)に聞いてみたいところ。いずれにせよ、淘汰は続きそう……。