広報を手伝っているナチュラルヴィレッジの求人情報が、現在「日本仕事百科」他に掲載されている。状況を聞いたところ、4日目の時点で100人以上の応募がきているとのことだ。
担当者も驚くほどの応募者数
まだ設立間もないベンチャー企業であり、安いプランで求人せざるを得ないのだが、それでもこの大反響で、担当者も驚いているらしい。
私は昔、日経BIZキャリア(現・日経キャリアNET)のディレクターを委託でやっていたことがあり、「3人しか応募がなかった」等のぼやきをよく聞いていたので、そのすごさがよくわかる。
働き方に対する考え方の変化で、小さな企業でも理念に共感してもらえれば、いい人材が多く集まる可能性は飛躍的に高くなったのではないだろうか。人材だけでなく、クラウドファウンディングの盛況ぶりをみていると、お金についてもその傾向を感じる(サイバーエージェントなど、参入企業が増えてきたのは運営も儲かるからだろうけども)。
効果的なSNS発信のための参考書籍
またここから宣伝になるが、ナチュラルヴィレッジの広報には、仲島ちひろ『お店にファンをつくるウェブ発信の新ルール』(角川書店※通称:箱庭本)の制作経験が役立っている。人気サイト「箱庭」が支持を得るまでのプロセスを公開したものであり、佐々木俊尚さんも推薦のSNS発信本だ(お店向けのタイトルだが、フリーランスにかなりおすすめ)。
ナチュラルヴィレッジは進行中のプロジェクトだらけで発信できることがまだ少なく、facebookページのファン数も600台である。しかし、求人にともない投稿のシェアをお願いしたところ、17人がシェアしてくれて(投稿への「いいね!」数は77)、2500人弱の方にリーチできた。
facebook経由での応募も多いようで、本の有用性も証明できたと思う(活動レポートを載せるブログも、本書の発信の住み分けに沿って制作した。個人名を中心に、検索流入も増えてきている)。更新頻度が課題だが、ヴィレッジの建設が進みだしてから改善していきたい。
ちなみに、ナチュラルヴィレッジのfacebookページは、ネイティブのサポートメンバーによる3カ国語配信(日英中※facebookは中国から見られないので台湾等向け)と気合が入っているので、ぜひその本気ぶりにも注目してほしい。